参照を記録するには

読むだけなら、何も要りません。 本文は CC0 で IPFS にあり、リンクを開けばそのまま読めます。手続きが要るのは「この版を参照した」とチェーンに書き残すときだけです。そのとき必要なのは、テスト用ネットワークのガス代ひとつだけです。

まず用語を 3 つ

「トークンが要る」と読まれがちですが、正確には違います。

ETH
Ethereum の基軸となる通貨です。トークンではありません。トークンは契約(プログラム)が発行するものですが、ETH には契約がなく、チェーンの仕組みそのものが残高を数えています。ここで使うのは Sepolia というテスト用ネットワークの ETH で、換金できません。
datatoken
Ocean Protocol が使うトークンです。あなたが用意するものではありません。「取得する」を押すと、その取引の中で 1 枚だけ発行され、同じ取引の中でバーンされます。だから誰も持てず、売り買いもできません。保有数は常に 0 です。
ガス代
チェーンに書き込む処理をネットワークに実行してもらう手数料です。書き込む人が ETH で払います。読むだけなら 1 円もかかりません。

手順

  1. ウォレットを入れる

    MetaMask などのブラウザ拡張を入れます。すでにお持ちなら、そのまま使えます。

  2. Sepolia に切り替える

    この目録はテスト用ネットワークの Sepolia だけを使います。本番のネットワークには何も置いていません。画面右上が「Sepolia」以外なら、ウォレットのボタンを押すと切り替えを頼みます。

    chainId は 11155111 です。

  3. テスト用の ETH をもらう

    Sepolia の ETH は「蛇口 (faucet)」から無料でもらえます。換金できないので、お金のやり取りは発生しません。1 回の記録に必要なのはごくわずかで、0.01 ETH もあれば数十回は足ります。下のいずれかをお使いください。

  4. 帖のページで「取得する」を押す

    ウォレットが署名を求めます。承認すると、「この版を参照した」という記録がチェーンに残ります。押しても本文は届きません(すでに読めるので)。得られるのは、あとから消せない参照の記録です。

詰まりやすいところ

「取得する」を押したが、ガス代が足りないと言われる

蛇口でもらった ETH がまだ届いていないか、別のネットワークに届いています。ウォレットの表示が Sepolia になっているかと、残高が 0 でないかを確かめてください。

「Sepolia に切り替えてください」と出る

本番のネットワークに繋がっています。画面右上のボタンを押すと切り替えを頼みます。断られた場合は、ウォレット側で手動で選んでください。

ウォレットが見つからないと出る

ブラウザ拡張が入っていないか、そのタブで無効になっています。入れたあとはページを開き直してください。

そもそも、記録する必要はありますか

ありません。読むだけなら不要です。 意味があるのは、論文の注に「どの版を見たか」を書き残したいときです。本文が更新されても、記録した時点の版が確定します。

繰り返しになりますが、読むだけなら手続きは要りません。目録からそのまま本文を開けます。